若い世代を中心にファッションの発信地として、親しまれてきました。そして、なんといってもフォーラスといえば、「バーゲン」です。

１９９３年冬のバーゲンでは、朝６時ごろには、行列がフォーラス前から青葉通りにまで続いていました。この時、なんと５０００人以上が並び、そのほとんどが高校生だっといいます。

初売りなど、仙台フォーラスの行列は、いつしかおなじみの光景になっていました。

ファッションビルとして若者に愛されてきたフォーラスも、近年は、ＪＲ仙台駅前の商業施設に客足を奪われテナントが減少。

最近では、夏休みに昆虫のふれあい会を開いたり、人気キャラクターの展覧会を企画したりするなどして、ターゲットとなる年代の幅を広げ、集客を図ってきました。

３９年間のありがとうを。今年１月に店内に設置された特設ボードには、訪れた人たちの思いであふれていました。